抹殺の使徒の入手方法・効果

抹殺の使徒(マッサツノシト)
種類	属性	レベル	種族	攻撃力	守備力
通常魔法	-	-	-	-	-
フィールド上に裏側表示で存在するモンスター１体を破壊しゲームから除外する。それがリバース効果モンスターだった場合、お互いのデッキを確認し、同名カードを全てゲームから除外する。

「抹殺の使徒」は「CRUSADERS’ BATTLEGROUNDS」にてUR実装されます。

「撲滅の使徒」の親戚のようなカードですね。

除外除去なので、蘇生カードによって再利用されるリスクを抑えられる点が素晴らしい。

裏側状態のモンスターしか除外できないので、セットをしない相手に対しては腐ります。

ただ、リバース効果モンスターを除外できた場合はデッキの中の同名カードまで巻き込んで除外できるので、相手のデッキコンセプトを崩壊させることもあります。

その他、サイクルリバースモンスターに対してもメタとして有用です

リバースモンスターとは

リバースモンスターとは、テキスト欄に【◯◯族／リバース／効果】と記載されているモンスターの事を指します。

リバースした時に効果を発動するモンスターは複数存在しますが、それらが全て「リバースモンスター」というわけではありません。

「森羅の影胞子 ストール」なんかはリバースモンスターではないので、「抹殺の使徒」でデッキ除外し根絶することは出来ないわけです。

森羅の影胞子 ストール(シンラノカゲホウシストール)
種類	属性	レベル	種族	攻撃力	守備力
効果モンスター		2	植物族	100	2000
このカードがリバースした時、自分のデッキの上からカードを５枚までめくる事ができる。めくったカードの中に植物族モンスターがあった場合、それらのモンスターを全て墓地へ送る。残りのカードは好きな順番でデッキの一番下に戻す。また、デッキのこのカードがカードの効果によってめくられて墓地へ送られた場合、フィールド上の魔法・罠カード１枚を選択して破壊できる。

ストールはただの「リバースした時に発動する誘発効果を持つモンスター」です。

ややこしいですね。

抹殺の使徒が刺さるカード一例

「抹殺の使徒」が刺さるカードをいくつかご紹介します。

リバースモンスター

• 青い忍者
• 悪魔の偵察者
• エーリアン・グレイ

サイクルリバースモンスター

• ギアギアンカー
• ギアギアタッカー
• ゴーストリック

リバースで効果発動するモンスター

• ギアギアタッカー
• 森羅の影胞子 ストール
• 魔導書士 バテル

墓地で効果発動するモンスター

• クリッター
• 薔薇恋人
• 魔犬オクトロス
• 代打バッター
• 黄泉ガエル

抹殺の使徒は環境メタとして有用か

• ギアギアンカー
• 森羅の影胞子 ストール

といった環境クラスのカードも除外できるカードなので、環境メタとしての評価も気になりますよね。

結論から言うと、「抹殺の使徒」はギアギアや森羅には刺さりますが、その他デッキで腐るリスクが高いので、環境メタカードとしては、ピンポイントすぎて使いにくいと思います。

また、「森羅の影胞子 ストール」等のリバースした時に効果発動するモンスターをメタるのであれば「禁じられた聖杯」でOK、ということも。

禁じられた聖杯(キンジラレタセイハイ)
種類	属性	レベル	種族	攻撃力	守備力
速攻魔法	-	-	-	-	-
フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択して発動する。エンドフェイズ時まで、選択したモンスターの攻撃力は４００ポイントアップし、効果は無効化される。

【関連記事】超汎用!禁じられた聖杯の使い方。サクリに刺さる【サーヴァントオブキングス】

除外除去は強力な効果だけに、悩ましいですね～。

ルームでマッチ戦をする場合などにサイドデッキに忍ばせておけば、非常に頼もしいカードだと思います。

セット状態にさせるカードとシナジー

「抹殺の使徒」は相手モンスターをセット状態にする効果とコンボできます。

以下のような、相手モンスターをセット状態にさせる効果を持つカードが採用されたデッキであれば「抹殺の使徒」を採用しやすいですね。

• バージェストマ・カナディア
• ゲーテの魔導書(２枚：の効果)
• 底なし落とし穴
• ゴーストリック・パニック

他にも複数あります。

今後「月の書」という汎用メタカードが実装されれば、「抹殺の使徒」も比例して採用率を伸ばす可能性があります。

月の書(ツキノショ)
種類	属性	レベル	種族	攻撃力	守備力
速攻魔法	-	-	-	-	-
フィールド上に表側表示で存在するモンスター１体を選択し、裏側守備表示にする。

▲未実装(2018/05/18)

とは言え、環境次第なんですけどね。

環境を読む力が試される上級者向けカード

「抹殺の使徒」は環境にリバースモンスターや、サイクルリバースモンスターが台頭するほどに需要を伸ばすことになりますが、逆に環境にそういったセット状態を多用するカードが少なければ腐りやすい事故要因となります。

前述しましたが、環境対策カードとしてはピンポイントすぎるのでメインから採用していくのは厳しいです。

しかし、決して環境対策カードとして役にたたないカードではありません。

KC杯トップランカーのつんつんさんのラジオを聴けばよく分かりますが、KC杯は上位・下位で環境が異なることは当然として、KC杯期間中でもグルグル環境が変わるようです。

昨日までは機械天使だったのに今日はHERO..といった具合に変わります。

そういった環境の変化を鋭く読み、適切なタイミングで「抹殺の使徒」を選び取ることができるような宇宙人クラスのプレイヤーが持てば、優秀な環境メタカードとして輝くのではないでしょうか。

そういう意味で「抹殺の使徒」は上級者向けカードと言えるでしょう。

妄想入っちゃっててスミマセン。

WCSでこのカードがどのような使われ方をするのか(あるいは見向きもされないのか)、興味深いです。

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